少し長めにとった着丈が落ち着いた雰囲気を演出する INVISIBLE CL FIELD JACKET
素材にはBJを採用しました。
BJとは the BRAIN of JAPAN の頭文字で、日本の知恵(頭脳)を集結させたと言う意味から名前がつけられた素材です。
鈍い光沢にナチュラルな表面感と高い形状記憶性を合わせ持った独特な雰囲気の素材で、撥水機能も備えた高機能素材です。
INVISIBLE CL FIELD JACKET はミニマルな印象のステンカラージャケットですが、随所にミリタリーを感じさせるディテールを採用しました。
まずはジャケットの名称にも採用しているインビジブルカーゴポケットです。
フロントフライのディテールを再構築し、本来のデザインを崩すことなく見た目にはわからないポケットを作りました。
左前身頃全体を使った大容量のポケット内には更に3箇所のポケットを完備、スマートフォンやモバイルバッテリーなどを分けて収納することが可能なカーゴポケットです。
フロント裾の左右にはインビジブルポケットとは逆に、ダーツやガゼットを駆使しポケットが立体的に浮き上がった様に見えるギミックを効かせ視覚的にもアクセントとなるカーゴポケットを配置しました。
着脱式のフードにはフェイスカバーが収納され、冷たい外気から顔を守りフードのスピンドルでフィット感を調節し安定させることが可能です。
スピンドルを絞るとフードが頭にフィットし首を振ってもそれに合わせてフードも動くので視界をキープしてくれます。
フードを外した際、衿側に残るボタンは収納できるようデザインされ表から見える事が無く、ミニマルな雰囲気を損なうことのない拘りのディテールです。
その様な細かな部分までデザインすることで、フードを外せばシンプルなステンカラージャケットとしても成立し、フードジャケット、ステンカラージャケットの二つを同時に手に入れた様な使い分けが可能です。
肘のアクションプリーツは腕の可動性を高める重要なディテールであることは勿論、適度なミリタリー感を演出しデザインのアクセントとなっています。
通常であれば肘のパーツは上からたたき付けるのが一般的ですが、肘部分をくり抜き下から当てることで控えめな印象を与えます。どちらの仕様も同じ様に思われるかもしれませんが、与える印象に差が生まれます。生地をくり抜いたりと手間のかかる作業になってしまいますが、デザイン全体のバランスを崩さず自然でそれでいて存在感を持ったデザインに仕上げるための大切なディテールです。
袖口はフィールドジャケットに見られるフラップをアレンジしたデザインを採用しミリタリー感を演出しました。
フロントファスナーにはクイックフリーファスナーを採用しました。
クイックフリーファスナーとは、緊急時や素早い対応が必要な時にスライダーを下げずに開けることをができるYKKの高い技術力が可能にした世界初のファスナーで、その機能により格段に高い操作性を実現させています。
ライナーやポケットには速乾性の高い細かなメッシュを採用し、サラッとした快適な着心地を実現しました。
フロントポケットやハンドウォームポケットのファスナーを開けておくことで衣服内の湿気を外に排出するベンチレーションとしても機能します。
ジャケット内側にはショルダーベルトが備えられ、バックパックやショルダーバッグの様に背負えるので、気温や体温の変化でジャケットを脱いだ際も手が塞がることはありません。
ハンドウォーム含め合計10箇所の多彩なポケットやフェイスマスクなどのギミックを備えながら、見た目にはミニマルで落ち着いた雰囲気を持つ高機能ジャケットです。
「素材」
ポリエステル83%ナイロン17%
「サイズ」
1/着丈85cm肩幅43.5cm身幅57cm袖丈63.5cm
2/着丈87cm肩幅45cm身幅60cm袖丈65cm